歯周病

こんな症状はありませんか?

  • ・起床時にお口の中がネバネバする
  • ・口臭が気になる
  • ・歯肉が赤く腫れている
  • ・歯が長くなったような気がする
  • ・歯みがきのときに、出血する
  • ・歯肉がむず痒い、痛い
  • ・かたいものが噛みにくい
  • ・歯と歯の間に隙間ができた
  • 3つ以上当てはまるの方は、悪玉菌がお口の中で繁殖している可能性があります!

歯周病は自覚症状がほとんど無く、10年以上かけて歯肉炎から歯周炎に進行します。
歯根を取り巻く歯石に歯周病菌が住み着き、歯肉に炎症を起こし、歯を支える骨が溶けていきます。
口臭・歯肉出血・痛みが出るような状態は、進行した段階で放置すると、歯を失います。
近年、歯周炎が原因で歯周病菌が血管に入り、糖尿病・脳卒中などの生活習慣病に関連することがわかってきました。

あなたの歯周病菌に効果的なお薬を使い 手術治療せず短期間に治療できる 歯周内科治療とは?

重度歯周炎の治療は、歯根の深い部分にある歯石を取る必要があるため、保険内で治療する場合 通常3〜6ヶ月の期間と歯周外科治療が必要です。それでも歯周病菌をゼロにすることはできません。

新しい歯周内科治療では、保険外治療のPCR検査を活用することで、あなたのお口の中の歯周病菌の種類を特定し、 その種類に効果的なお薬を併用することで、つらい外科治療をすることなく1〜2ヶ月という短期間で歯周病菌ゼロを目指します。 歯周内科治療を通じて生活習慣病を予防します。

菌血症の危険性について

「菌血症」という言葉を知っていますか?

菌血症とは,血流中に細菌が存在する状態のことを指します。
お口の中に、悪い歯周病菌である悪玉菌が存在している状態で、通常の歯のお掃除をするとどうなるでしょう?
汚れが原因で炎症の起きている歯茎はとても出血しやすい状態です。
歯のクリーニングを行い、歯茎が出血すると、血管へ入る通り道ができてしまいます。
すると、お口の中に存在している悪い歯周病菌、悪玉菌が血管を通り全身をめぐり、
その全身を巡った菌が原因で心内膜炎などの転移性感染症を引き起こすことがあります。
(特に心臓弁膜異常の患者様は要注意です。)
一過性の菌血症は無症状のことが多いですが、発熱の原因となりうることや、
その他の症状の出現は通常,敗血症や敗血症性ショックなどのより重篤な感染症になることもあります。


菌血症、とっても怖いと思いませんか?

歯周内科治療をすることによって、お口の中の菌の状態を改善し菌血症リスクを減らして、お口の治療を行う方が、
より安心かつ安全に治療を受けていただくことができます。
菌血症を引き起こさないためにも、歯周内科治療は大変役に立つ治療です。

保険内治療に比べ短期間で歯周病菌を治療!

歯周内科治療は短期間に治療が進むことに対し、 保険内適用でできる歯周病の治療は、保険治療のルールがあるため、治療回数と治療期間が長くかかってしまいます。 長く時間をかけて治療したとしても、歯周内科治療をした場合のお口の中より、良くなることはありません。

まずはご自身のお口の中にいる歯周病の原因菌が 「悪性」の種類の菌かおわかりになりたいですよね。

伊藤歯科クリニックでは、「お口の中の歯周病菌の種類」 を調べる「PCR検査」を実施しております。
(検査費用:1回20,000円 自費治療)

歯周病菌の種類を特定するPCR検査は検査後約2週間で
検査結果をお伝えすることができます。

検査結果によっては、
・悪性の歯周病菌がいた場合
→歯周内科治療することをおすすめします。

・悪性の歯周病菌がいなかった場合→菌が原因でない歯周病の原因を探す必要はあります。噛み合わせが原因だったり、口腔内の金属が関係している場合もありますので、歯周病改善に向けて治療の計画をします。

歯周病除菌プログラム

悪性の歯周病菌が見つかり、歯周内科治療をする場合

菌のPCR検査をして悪性の歯周病菌が見つかった場合は、治療が必要です。
一人一人お口の中にいる菌の種類も異なりますので、
悪さをしている原因菌に対し効果の高いお薬を用いて約1ヶ月〜2ヶ月の期間で治療をします。


歯周病菌PCR検査 検査費用 20,000円(税抜)


歯周病除菌プログラム プレミアムコース 120,000円(税抜)

  • 抗菌薬ジスロマック+菌種別抗菌薬処方(必要ない場合もあります)
  • カンジダ菌除去の専用抗真菌剤処方
  • 歯石除去(必要な回数)
  • タンパク分解型除菌水での歯周ポケット洗浄
  • エアフローによるバイオフィルム除去
  • 上記施術後 再PCR検査(費用込)

再PCR検査をして、歯周病菌の減少を確認します。


セルフケアキット(以下のものをお渡しします)

  • ・ルシェロ歯ブラシ
  • ・舌ヘラ
  • ・タンパク分解型除菌水
  • ・オーラループ60g

その他生活習慣指導などの説明も含まれています。お気軽にご相談ください!

除菌メンテナンスコース 保険外60分  20,000円(税込)

  • ・歯周病除菌プログラムを終了された患者様、保険診療のメンテナンスと比べ、
     より歯周病菌の除菌効果を高めた予防プログラムを希望される患者さまの為のコースです。
  • ・ メンテナンスごとに歯科衛生士が細菌レベルでの予防コントロールにつとめ、
     一人ひとりに合わせた予防プログラムをおこないます。(歯周ポケット洗浄にタンパク分解型除菌水を使用します)
  • ・このコースは歯周病菌の再感染予防を目的としています。
  • ・除菌メンテナンスコース継続受診されますと、位相差顕微鏡による細菌検査、
     1年に1回の検査(レントゲン撮影、口腔内写真撮影、歯周組織検査)費用も含まれます。

お口の病気は生活習慣病の始まり

近年メタボリックシンドロームと歯周病との関連がよく取り上げられるようになってきました。歯周病は糖尿病・高血圧を引き起こし、糖尿病・高血圧が歯周病を悪化させることが様々な研究から明らかになってきています。
また、むし歯菌が認知症発症に関係していることもわかってきました。

病気は一度起きるものではなく、生活をしていく中で、時間を追って、いわばドミノ倒しのように病期は発症していくことを「メタボリック・ドミノ」と表現することがあります。

歯周病やむし歯は、このドミノの最上流に位置しています。
「まだ痛くも痒くもないし、大丈夫」と思っている歯周病やむし歯の状態であっても それは病気のスタート地点。

メタボリック・ドミノの最初の1枚が倒れてしまうと、下流に位置する生活習慣病が発病してその流れを途中でストップさせるのは難しくなります。

タンパク分解型除菌水

「タンパク分解型除菌水」とは、高濃度電解次亜塩素水(HCLO)水と塩だけでつくられた洗口液の事です。

お口の中の歯垢やタンパク汚れなど、落ちにくい汚れを短時間で分解洗浄、除菌までしてくれます。
薬品ではないので、体に優しくお口の中を除菌してくれて安心です。
ブラッシング前に「タンパク分解型除菌水」でうがいをすることで、歯の表面のバイオフィルムやその他のタンパク汚れが分解され、よりブラッシング効果を引き出すことができます。


タンパク分解型除菌水の特徴

  • 除菌作用がある
  • 歯垢分解作用がある
  • 消臭力がある
  • あたためるほど除菌力があがる
  • 人体には無害
  • pHが中性に近いのでむし歯になる心配がない

タンパク分解型除菌水で除菌できるもの

  • ほとんどの細菌
  • カビ
  • ウィルス

歯周内科治療の注意点

タバコ

タバコ

今回使う薬は白血球が運んでくれる薬なので、
たばこを吸うと歯ぐきの血管が収縮し、白血球が減少、薬の効きが悪くなります。
また、「たばこは歯周病になりやすく、歯周病が治りにくい」ことがわかっています。
治療期間中は禁煙をお勧めしています。


口呼吸をしていませんか?

鼻づまりなどで口呼吸になってしまいがちですが、口呼吸をすることによって、 口が渇きやすくなり細菌が増殖します。
むし歯、歯周病の原因となりますので鼻での呼吸を意識しましょう。

あなたも歯周病に感染しているかも?

歯周病は感染症

生まれたときにはお口の中には歯周病菌は存在しません。
もともといない歯周病菌がなぜ今お口の中にいるのか?
それは、身近なひとから感染しているのです。
いまも、家族の間でうつしあってる状態にあるかもしれません。

まわし飲み、箸の使いまわし、キス、くしゃみなどが感染ルートになります。
せっかく菌を排除しても、菌が再びお口の中に入ってくると、歯周病を発症します。
に夫婦・パートナー間での相互感染が多いので、同時に治療されることをおすすめします。

歯周病は日本人の80%以上の方がかかっているといわれています。

自覚症状がないために、そのまま放っておくことも多く、歯医者へ受診した時にはすでに重症化していることも…。
治療をせずに放っておくと、歯周病を悪化させる細菌が体内に侵入し、様々な疾患を引き起こします。
高齢者や何らかの疾患をお持ちの方も、免疫力が弱っているために細菌が体内に侵入し、様々な疾患を及ぼします。

歯周病菌がいるかどうか検査したい場合

まずはご自身のお口の中にいる歯周病の原因菌が
「悪性」の種類の菌かおわかりになりたいですよね。


伊藤歯科クリニックでは、「お口の中の歯周病菌の種類」を調べる「PCR検査」を実施しております。
(検査費用:1回20,000円 自費治療)


歯周病菌の種類を特定するPCR検査は検査後約2週間で
検査結果をお伝えすることができます。


検査結果によっては、
・悪性の歯周病菌がいた場合→歯周内科治療することをおすすめします。
・悪性の歯周病菌がいなかった場合→菌が原因でない歯周病の原因を探す必要はあります。
噛み合わせが原因だったり、口腔内の金属が関係している場合もありますので、歯周病改善に向けて治療の計画をします。

PCR検査でどんなことがわかるの?

治療開始1週間後

PCR検査では、あなたのお口の中の【歯周病菌のDNA】を調べることで、 その菌に有効な薬が判断できます。


歯周病の原因菌と言われている下記の菌がどれ位いるのか調べることができます。

  • T.d菌(トレポネーマ デンティコーラ)
  • P.g菌(ポルフィロモナス ジンジバリス)
  • T.f菌(タンネレラ フォーサイシア)
  • A.a菌(アグリゲティバクター アクチノミセテムコミタンス)
  • F.n菌(フソバクテリウム ヌクレアタム)

どうやって調べるの?

歯周病のひどい部分の歯周ポケットにこよりの
ようなものを使い、ポケット内の細菌を採取して
検査会社へ送って調べてもらいます。
※歯周ポケットにこよりのようなものを使いますが、お痛みはほとんどございません。

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